常設展示紹介

3階 入口・エントランス

エントランスでは、二つの国宝と多数の重要文化財を擁する、奈良時代に創建された榮山寺八角堂(国宝)の内陣を再現し、当時の装飾画(重要文化財)も映像(現在故障中)と写真で紹介します。奈良時代の火葬墓の切り取りも展示しています。

堅香子(かたかご)の花

五條出身の作家、河﨑 眞左彌(まさや)氏制作。舞台装飾用のタペストリーです。

特別展示室

企画展や特別展など多彩な展示をお楽しみ頂けます。

展望ブリッジ

眼下に5万人の森公園、遠くには高見山や大峯山地などが見えます。

2階 旧石器時代~中世

五條文化の始まり」 「古墳時代の五條」 「都と五條」「五條地域の荘園と武士」 という通史に沿ったテーマで、旧石器時代から中世にかけての考古資料や古文書などを展示しています。「金石文」「仏教美術」 「万葉」 という小テーマに焦点 をあてた展示もあります。

宇智川磨崖碑(うちがわまがいひ)

宇智川磨崖碑(うちがわまがいひ)

金石文は金属や石などに刻まれた文字資料です。宇智川(吉野川支流)の岩壁に残る、奈良時代後期の経文と立像からなる宇智川磨崖碑の写し等が展示されています。

蒙古鉢形眉庇付冑(もうこばちがた まびさしつきかぶと)

朝鮮半島の冑の形式や製作技術を取り入れ、日本列島で5世紀に作られたとみられます。原品(奈良国立博物館所蔵)は五條猫塚古墳(県指定史跡)出土。

円形広場

円形広場

空を見上げて一休み。
ここは昼食場所としてご利用頂けます。広場の中央で音をたててみましょう。

1階 近世~近代、民俗

1階写真
御仮屋

近世の五條」「近代への胎動」というテーマで、地域で守り伝えられてきた古文書や絵図などの資料や映像を紹介しています。「祭りと行事」では、室町時代から伝わる 「陀々堂(だだどう)の鬼はしり」や、秋祭りに建てられる 「御仮屋(おかりや)」 、大塔地域の木地師の道具や「篠原おどり」を紹介します。

天誅組の変

天誅組の変

文久3年(1863) 、吉村虎太郎を初めとする尊皇攘夷派浪士の一団である「天誅組」が起こした「天誅組の変」は、明治維新の先駆けとなりました。

ファンタビュー

特殊な映像で江戸時代に タイムスリップ。当時の 新町筋の家並みや暮らしを垣間見られます。

鬼はしりの面(原品は県指定有形民俗文化財)

鬼走りの面

五百年の伝統を誇る火の祭典「陀々堂の鬼はしり」は、松明を振りかざした父鬼・母鬼・子鬼が本堂内を巡り災厄を払います。鬼が幸いをもたらすのは珍しく、重要無形民俗文化財に指定されています。

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